大阪大学基礎工学部 物性物理工学科同窓会

物性同窓会について

同窓会長ご挨拶

大阪大学基礎工学部物性物理工学科同窓会ホームページをお訪ねくださいましてありがとうございます。

物性物理工学科同窓会会長 高尾正敏

 高尾前会長の後を受け、2013年度から2年間物性物理工学科同窓会長を担当させて頂きます東口武市です。よろしくお願い致します。私は1970年学部卒です。入学は1966年の第5期生です。卒業した1970年は大阪万国博の年で日本中の人が大阪に大阪にと集まってこられました。入学した時、大学正門前の小さかった道も、卒業時には大きな中央環状線に変わっていました。一方で1969年は大学紛争が激しさを増し、基礎工学部も封鎖されました。講義がないので、仲間と梅田の喫茶店でいろいろ議論をしたことを思い出します。しばらくして、中之島にあった旧理学部で授業が再開され、そのうち封鎖も解かれ、卒業実験もでき、何とか卒業できました。封鎖の時には基礎工学部の正門の前で藤田英一先生が全共闘の学生と一人で堂々と渡り合っておられ姿が今でも目に浮かびます。勉強だけの学生生活だけでなく、このような貴重な体験をさせていただいたことは、それからの人生に大いに役立ったと思っています。

 現代の大学とは異なり当時は50人程の学部生の内、大学院に進学したのは10数人で残りは4年で企業等に就職したように思います。当時、日本経済は高度成長の時代、日本はこのまま何処までも成長を謳歌するのではないかと思われました。しかしながら1975年のオイルショックで夢は儚く消えてしまいました。前任会長の高尾さんが、就職時オイルショックの余波でご苦労されたようですが、数年の時間差で経済状態が大きく変わるのは、卒業後40数年常に思い知らされています。

 就職される時、今の学生さんは、色々な情報があり良く勉強され企業等の就職先を選ばれますが、我々の時はあまり多くを調べず、適当に就職先を選んだ気がします。私の場合、自分の実力からしてあまり大きな企業でない方が、会社に入ってからも好きなことが出来る可能性が高いと考えました。また卒業分野の同じ学生が少ない企業で働く方が、存在感を示すことが出来るのではないのかと漠然と考えていました。そんな時友人からの誘いで受けた会社が住友ベークライトでした。化学系ではそれなりに名前は知れていたようで、基礎工学部・合成化学の方と二人で試験を受けすんなり採用されてしまいました。後で知ったのですが、友人の親父さんが住友ベークライトの専務をされていて、友人にリクルートされたことになります。

 住友ベークライトはお客様に半導体メーカーが多く、その為に物理系の技術者を必要としていました。しかし採用された本人は、「親の心、子知らず」で関西でしか働くのは嫌だと言い、製品分野が異なる関西の研究所に配属させていただきました。物理屋、化学屋と言っても、組材を作る研究には変わりはないのだからと、自分に言い聞かせながら、前向きに面白く仕事をさせていただきました。担当した製品は塩化ビニール樹脂の成形材料、時は高度経済成長時代、建材、自動車、電線、生活用品等幅広い分野に使われ、この製品の研究開発に従事して、日本だけでなく世界にも飛び回ることができました。その後、生産部門、経営部門、関係会社といろいろなところを渡り歩き、欲を言えばきりがありませんが、充実した会社生活を送ることが出来ました。大学の先生方にもその時々で大変お世話になり、基礎工学部を出て良かったと思っております。

 OBの立場になりますが、会社時代の大学との係りは、入社しばらくした頃から採用のリクルート活動で大学に来るようになりました。大学に来るたびに、教えていただいた先生方に会えるのが楽しみでした。分野が違う業種なので毎年とはいきませんでしたが、幾人もの優秀な後輩が入ってくれて、会社の貴重な戦力になっています。リクルートの時に心掛けたことは、我が社に入る、入らないに関係なく、後輩の方々と話すのは、何処に行くにしても自分の個性・実力・得意分野に合ったところを選んで下さいと申し上げていました。自分自身のことが一番判らないものですが、利害の少ない先輩、後輩の関係の中で少しは適切なアドバイスをさせていただいた気がします。最近では産学研究会等の後の懇親会席で知り合った後輩の方から時々相談のメールをいただいたりするのは嬉しい限りです。やはり同窓会や産学研究会等の運営を継続的にやっていただいている皆さんの活動の成果が私ごときでも少しは出ているようです。

 物性物理工学科の同窓会の活動に関しては、まだ十分活動状況を理解できていません。高尾前会長にも十分にアドバイスをいただき、また公私ともに可愛がっていただいております児玉副会長や同期の春日副会長にも助けていただきこの大役を務めさせていただければと考えております。また会の要職を担っていただく三輪先生、藤原先生、清水先生には今まで以上のお力添えをお願い申し上げます。このようなことであまり細かなことをこの席では申し上げられませんが、具体的な行動として次のようなことを進めたらと考えます。
 ・産学研究会の充実発展
 ・OB間の懇親の輪(ゴルフ大会等)
 ・世代間の交流
 ・基礎工学部同窓会との連携(伊藤先生との協力)
このようなテーマに対して具体的な方策は十分持ち合わせていませんが、同窓会各位のお考えもいただき少しでも前に進められたらと思います。

 基礎工学部、物性物理工学科ともそれぞれ2011年、2012年に50周年を迎え、関係する部門を含め同窓生は2500名を超えるまでになりました。基礎工学部全体では、主力企業の経営者等も多く輩出しています。物性物理工学科の同窓生も、技術・研究部門に留まらず、社会のあらゆる分野でご活躍されています。また現役を退かれた方々も今までの経験を生かし、豊かで充実した生活を送っておられる方が多くおられます。これらの方々を結びつける一助に同窓会がなればと考えております。今迄からもいろいろな方法で試みかけていただいたと思いますが、今後とも同じ学科で学んだ仲間としての「縁」を大事にして、時を越えて、卒業された皆様を結びつける場として同窓会が有効な働きが出来ればと思います。

 卒業された皆様によって同窓会は支えられています。またその運営資金は皆様からの会費によって賄われています。一度だけ終身会費をお払いいただければ、卒業後もずっと有効です。会員の皆様にタイムリーに情報を提供するためにも、名簿のメンテナンスが重要です。卒業年度ごとの責任者を選ばしていただいて、年度ごとで名簿のデータの修正を行うとかいろいろ実行していきたいと考えております。今の時代、HPの充実と、名簿への会員のメールアドレスの拡大・精度アップにより同窓会の活動の活性化に繋がるものと考えております。

 最後に、同窓会が会員皆様にとって少しでも魅力あるものになるよう、役員・幹事一同努力して参りますので、会員の皆様のバックアップをよろしくお願いいたします。

物性物理工学科同窓会会長 東口武市

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平成28年度役員

会長 東口 武市(学70卒)
副会長 濱田 糾(修77卒)
副会長 春日 壽夫(学70卒)
副会長 清水 克哉(博94卒)
常任副会長 清水 克哉(博94卒)
常任総務担当幹事 美田 佳三(博82卒)
常任庶務担当幹事 蓑輪 陽介
常任会計担当幹事 塚越 亜紀
会計監査 児玉 功(学68卒)
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学科名について:電子物理科学科・物性物理科学コース

 平成9年度('97年度)より、基礎工学部の大学院重点化による改組に伴い(旧)物性物理工学科は(旧)電気工学科との合併でできる新学科「電子物理科学科」の下の「物性物理科学コース」となりました。旧学科は新しいコースとなって残ることもあり、同窓会の名称はそのまま残ることになりました。
 また大学院の名称も若干変更され大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻「物性物理科学分野」となり、教官などは全て大学院の所属となりました。
 今後とも新学科ともども「物性物理工学科同窓会」をよろしくお願いいたします。

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大阪大学同窓会連合会について

 母校大阪大学が国立大学法人へと歴史的な転換をとげ、自主性、自律性の強化と自由度の拡大という法人化のメリットを十分に活かしていくための改革・体制整備の一貫として、平成17年7月25日に大阪大学同窓会連合会が発足しております。
 物性物理工学科同窓会も、この連合会に学科同窓会の一つとしての立場から参加しております。各部局・各学科での同窓会組織が連合して、大学としての同窓会組織を形成することは、これからの大阪大学にとりまして誠に望まれることであると思います。以下簡単ですが、大阪大学同窓会連合会に関してこの場にてもご紹介致します。

1. 連合会は各部局同窓会、各学科同窓会とは別組織であるが、部局同窓会、学科同窓会への支援や大学全体としての同窓会活動を行なうものである。

2. 連合会の会員資格は学部、学科の同窓会員であることである。この他に現教職員、元教職員や幹事会で認めたものを含む。

3. 連合会の会費は部局同窓会、学科同窓会における会費とは別である。なお、連合会会費の運用の一貫として、各部局同窓会・各学科同窓会への支援活動が行なわれている。

同窓会連合会ホームページ
http://www.osaka-u.ac.jp/jp/dousoukai/top.html

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